Monday, 24 September 2012

また引越しを考えています

突然リリーさんから連絡があり、彼女のフラットにお邪魔してきました。ノミに刺されて早々にここを引き払った後、職場を訪ねたらやめてしまって音信不通になっていたのです。その後どうしたかと時々思っていましたが、「部屋が見つかったら教える」という約束を何とも律儀に覚えていてくれました!まだ部屋が空くかどうかは定かでないけど、私の意向をちゃんと聞いてその時は大家に言ってくれるそうです。お部屋に今住んでいる人にも会わせてくれ、ぜひお願いしたいと意思表示してきました。ありがたや。
追記:リリーさんは再度突然消えていなくなりました。部屋は事情があってキャンセルしボンド返金で大分損をしました。

前回15歳でいちやくNZパラリンピックのアイドルとなったソフィー・パスコーは、今回のロンドンでもプレッシャーに負けず見事に金銀メダルを期待どおりジャラジャラと獲得し、NZの年間女性最優秀選手の候補にあがるのではないかと言われています。健常者や身体障害者の活躍が騒がれるのに対して、知的障害者のオリンピックはやや地味ですが、スペシャルな人たちのオリンピックも負けずに応援したいと思います。

以前ヤンさんにコートの袖を直してもらった人が、今度は奥さんの英語のレッスンの事でメールしてきました。赤ちゃんを抱えてしかもお金をかけたくないから安いグループレッスンが希望と言われ、この人もケチな金持ち日本人の一人かもと思ってしまいました。ヤンさんが安く利用されたのでない事を願って。91歳のジョンじいさんとエクスチェンジさせたらちょうどいいかも。

Sunday, 23 September 2012

special needs

特別養護。ピーターは自閉症で20歳になりました。何年ぶりかで再会した方の末っ子です。てんかんの発作防止の薬の副作用で体重が20キロ以上増えたというけど、ジムでトレーニングをしているせいか体はあんがいしまって見えました。お母さんの体力では彼の乱暴な立ち振る舞いに対処しきれず、お父さんの方に法的な保護者の権利が移ったそうです。それでも養護学校が終わってお母さんの家に立ち寄った彼を見ていると、「マミー見て」と甘えたりおやつを食べたり私と話したり、平和でいつまでもこの状態が続けばいいのにと思わずにはいられません。偶然、ボランティア先でいっしょのジーンが、ピーターの行く養護学校でお手伝いをすることになりました。「実はね、私には特別養護の子供がいたのよ」。そう言えば昔の勤め先の同僚にも知的障害の息子さんがいらっしゃいました。職場で何度か話をした彼も、もしかしたら同じ学校に行っているかもしれないと思うと、それまで無縁だった養護学校がなんだか急に身近に感じられます。

Thursday, 20 September 2012

ゆきこさんとの再会

私の一方的なわがままと身勝手から疎遠になってしまったゆきこさんに、パッタリと何年振りかで出会いました。会いたくても連絡先を削除してしまってずっと後悔していた私は、気が付いたらハグして「ごめんね」と何度も繰り返し謝っていました。気づいて、声をかけてくれたゆきこさんは、文句の一つや二つ言っても当たり前なのに、嬉し泣きに泣いて再会を喜んで下さいました。会えて本当によかった。
翻訳のメールアドレスは携帯でチェックします。受信してませんようにと真剣に念じながら一時間おきに。no new messages と浮かび上がると精神的にホッとして吐息が出ます。便りがないのは私にとってまさに良い便りなのです。
日本語のちらしを見たと電話があり、会ってみるとなんと91歳のおじいさんでした。日本で戦争捕虜になった話を2時間半聞かされ、結論からいうと日本語を習わなかったのが今でも心残りなのだそうです。でもお金を払ってまで今さら習えないと心中は大きく揺れ、ここで試さずにあきらめたら私も寝覚めが悪いでしょうから、それではと2週間に一回一時間無料で簡単な会話を教えることになりました。お互いお遊びで且つ後悔のないように。おじいさんに一本してやられた感は否めませんが、父と同い年でこれも何かの因縁でしょう。いそいそとワープロでローマ字の原稿をつくっています。パソコンを立ち上げるのは未だに怖くて億劫だけど、ダメ翻訳と同じく一円の得にもならないこちらはとても気が楽です。

Wednesday, 22 August 2012

ヘンな子、馬鹿な子、いじましい子

私がなにか?

木曜日は一週間の中で一番楽しい日です。ボランティアでグレンフィールドまで英語を教えに行きます。教えるだけでも楽しいのに、今日は帰りにまたジーンのお部屋にお邪魔しました。天気も良いし、居ていいと言われたし、誘ってもらってとても嬉しかったです。

ヤンさんとリリーさんと嬉しい間違い

読んで不快な内容もあるでしょうが、私の個人的な日記という事でご容赦ください。

「食パンだけですか?1ドル70セントです」。前のお客さんが何か取りに行っている隙に店員さんが応対してくれました。2ドル渡しておつりが…70セント?? 前のお客さんが戻って来たので店員さんも素早くそちらに。きっと70セント、70セントと頭の中で思っていたのでしょう。ありがたく頂戴しました。

ヤンさんはNZに住み始めて6年ですが、英語が今ひとつ苦手です。ボランティア先で私になつくのは、日本でその昔働いたのが懐かしいため。ある日偶然、日本語サイトで縫製できる人募集の記事を見つけました。ヤンさんはお直しの専門家です。募集した人とメール交換をしてみると、非常に話の分かる良い人でした。ヤンさんともなんとか絵を交えて話が通じ、めでたく袖の修理をまかされる事になりました。実際のお客様との交渉はヤンさんがしなくてはいけません。英語で通じたのか日本語あるいは漢字で通じたのか分かりませんが、何はともあれ修理が完成し、お客様から満足とのメールが届きました。よかったあ。これで自信がついたなら英語の勉強も頑張ろうね。

リリーさんも部屋で虫に刺されている事がわかり、さっさと中国人のお宅の部屋に引っ越して行ってしまいました。大家がまったくアジア人は、と声を荒げて言ったので、私も追い出される、ホームレスかとびくびくして必死にご機嫌伺いをしました。本当に怖かったです。リリーさんどうしてますか。寂しいな。

Sunday, 19 August 2012

魚の食べ方

父と私は魚を食べるとき、きれいに頭と骨と尻尾だけを残します。食べれるところはすべておはしで丁寧に取るのですが、二人とも母から貧乏臭いと度々言われ、肩身の狭い思いをしてきました。大家の友達が小さなタイを一匹くれて、直ぐに思ったのがきれいに食べる事でした。炊飯器で米をといで魚をのせ、しょう油をたらして普通に炊きます。炊き上がったら、目玉こそ食べないけど、その昔教わったとおり頬肉をまずいただいてから頭を取り出し、身をほぐしながら背骨や尻尾を出しパズルのように並べました。赤の他人の私がお腹を空かしているから魚をくれたキーリーと、とっくの昔に相続権放棄の念書を書かせた母。対称的とはこの事をいうのでしょう。ごちそうさまでした、すごく美味しかった!

Sunday, 5 August 2012

仕事

「少し仕事をしようかね」
父は退職して何年も経ってから
一代記を少しずつしたためた
何が仕事よと、薄ら笑いの
母の嫌味にも負けず
90歳過ぎた今の彼の仕事は
水泳と脚のリハビリ
真の仕事とは何かを
教えてくれた
父が私は大好きです

Thursday, 2 August 2012

おばさんは見た

大家は1歳のピットブル(スタッフォードとラブの混血でした、失礼)を飼っています。純血は少ないにしろ、かけ合せても十分そのDNAが表に現われ、どう猛と言われる所以がよく分かります。繁殖を条例で全面禁止すべきだと言われている中にはたしか土佐犬、ドゴアルヘンティノ、ピットブル、スタッフォードシャーブルが含まれていると思います。これほど愛らしくて忠誠な犬はいないという飼い主たちのひいき目に漏れず、モリーちゃんも犬小屋でなくガレージを丸々あてがわれて普段はつながれています。ところが昨日、ひもなしで大家と庭を戯れる姿を目撃し、台所にもあげている事が分かりました。痒いのがなかなか収まらないのと関係があるか分かりませんが、思い出すのは象を負かしたねずみの話です。どんな強い犬も蚤には倒されます。台所で餌を食べる猫ともどもちゃんと薬をもらっている事を願って、今日もござのような敷物を干しました。

ベーカリーのリリーさん

この家に住んでいるのは大家のルースの他、私とペルー出身のオリンピアと中国出身のリリーさんです。リリーさんは私の越して来た翌日に入居したため、住人の数がいきなり倍に膨れ上がったことになります。ベーカリーで働く彼女は平日午前5時に家を出ます。車がないのでお店まで30分かけて歩きますが、もちろんまだ暗い内なので大変です。近道があるけど街灯が乏しいため時間がかかってもバス通りを歩くと聞き、昨日呆れかえる彼女を従えて近道を同行してみました。なるほどまだバスの始発前だけど車が通っているバス通りと比べると、静か過ぎて一人だと不気味です。時間短縮を取るか、明るい道を取るか。お互い通じるか半信半疑な英語で話しながら暗い道を一緒に歩きました。それにしても暗い内から働いている人がたくさんいるんだと改めて分かり恥ずかしかったです。お月様がどんどん傘を被っても雨は結局持ちこたえ、正午に帰宅したリリーさんが美味しいパンをわざわざ買って帰ってくれました。

Wednesday, 1 August 2012

しもとり

冷蔵庫の下の冷凍庫を開けると引き出しになっていて、いくら引いてもビクともしないので壊れていると思っていました。節電で寒いのに壊れたフリーザーの電気代を払うなんて、なんか納得できず大家がいない時にどうなっているのか覗いてみました。もしや… なんと引き出しの奥がすっかり氷に埋まって、あれでは押しても引いても動かないはずです。大家のいない隙を狙っているので、悠長に電源を切ってしもとりする余裕はありません。おもむろに近くのナイフを握って思い切り突き刺す作戦に出ました。氷の固まりに刃を突き立てること数十回、バラバラに割れて剥がれ落ちた氷の厚みはゆうに5センチ以上ありました。あ~すっきりした。