Tuesday, 18 August 2015

オックスフォードでのロンギさん

ニュージーランドと米国の関係がぎくしゃくした背景には、80年代NZの反核政策があります。領海に進入する船舶はすべて、核搭載か否かを申告せよと通達したところ、米海軍が「どちらとも言わない」と返答したため、軍艦の進入を拒否して米政府をえらく怒らせたのが発端です。超大国に刃向かった地球の果ての極小国NZ。ちなみに今でも米国の返答は変わらず、即ちNZの対応も変わりません。

当時首相だった故デイビッド・ロンギ氏の英オックスフォードでの公開議論は、圧巻としかいえない見事なやりとりで今に語り継がれています。

フランスもムルロア環礁での核実験を止めず、あげくの果てにオークランド港でグリンピースの船を仏特殊部隊が爆破。死者まで出る大惨事に国民の間で益々反核意識が高まり、国として一致団結する最大の要因が生まれました。
   

今年は終戦70周年。戦勝国でありながら反核のこの国は、他の国とちょっと違ったところがあります。それが大いなる魅力と感じるのは私だけではないはずです。

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