Thursday, 24 February 2011

地震

クライストチャーチの街中を、軍隊のキャタピラが行く映像をテレビで見て、まさかこんな風景を見るとは思わなかった。もちろん、地震後の騒乱、暴動ではない。道路が陥没、水没して、2輪駆動では到底走れない。クレーターに突っ込んだ車の写真も世界中に配信されたと思う。現在、安置所に収容された遺体、113体。100と13の心臓が止まり、100と13の声が永久に消えた。

大聖堂の中にうずもれていると思われる22人の遺体収容は、残った建物がいつ崩れるのか、作業の安全が確保できるまで、当分立ち入り禁止。オーストラリア、シンガポールに続いて、日本、台湾、英国、米国から救助隊と犬がやって来て、やっと市街中心部から郊外に救助の手が回った。被害の規模が最も大きいのは中心地。でも、震源地は港に近い郊外。その周辺は地滑りと落石で、家や商店がぺしゃんこ。中心地とも寸断。

港町のリトルトンは、長いトンネルでクライストチャーチ方面とつながっている。トンネルは被害が最小でも、周りの落石の危険が大きい。埠頭、海中を点検、取り合えず船が着岸できるので、まずはタンカーで燃料を運ぶ。そして生活物資を運び入れる予定。神戸みたいなハブではないけど、長くコンテナ船が入れないとやばい。入港予定の客船は素通りした。たまたま地震の時、軍艦が停泊していて、おかげで全く救助に見捨てられる事はなかったし、何百人分ものご飯を船上で作って、お腹をすかせた人たちに配給して喜ばれた。

クライストチャーチには陸軍バーナム駐屯地がある。国連の要請で、アフガニスタン復興に今派遣されているのは、バーナム所属の人たち。2人目の戦死者が出るわ、留守宅は大地震で戦地みたいだわで、踏んだり蹴ったり。

日本人記者が病院に忍び込もうとしたり、オーストラリア人記者が関係者になりすまして、取材しようとしたり、貴重な発電機が盗まれたり、被害調査と偽って個人宅に盗みに入ったり、醜い。

ウエンディは無事。"OK but crying"

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