Tuesday, 30 October 2012

92歳のジョンさん

日本で戦争捕虜になったジョンさんの話は以前しましたが、同様に数奇な運命を辿って処刑された彼の同僚たちが、この度ようやくウエリントンで政府によって公に悼まれました。ただ一人残されたジョンさんは、わざわざカナダからやってきた息子さんを伴って式典に出席し、献花の大役を高齢ながら立派に果たされました。久しぶりに会って疲れが見えたのは気になりましたが、捕虜収容所であった四国の善通寺の話をはじめ、玉音放送を実際聞いた話など、気が付いたら前回の2倍の時間おじゃましていました。ジョンさんはご自宅で一人住まいです。「仕事」が終わりに近づくどころか、まだまだ途中といった感じで、テーブルには書き物や書籍が以前にも増して山積みでした。Eメールも使いこなす粋なおじいさん、いつまでも元気でいてね。

Tuesday, 23 October 2012

お母さんとコーヒー

カチャカチャカチャと忙しくスプーンでカップをかき回す音がしたら、これは大家のお母さんがインスタントコーヒーを用意している音。この音は私にとって聞きなれたもので、久しぶりに聞いたときの驚きようったらありませんでした! と言うのも、父が同じように、コーヒーをまず少量のお湯で溶かしてカチャカチャカチャカチャとスプーンで忙しくかき混ぜて練るのです。それから彼の場合はホットミルクを注いで、表面に浮かんだミルクの膜ごといただきます。人のくせというのはおもしろいものですが、まさかこんな意外なところで再会するとは思いませんでした。あの忙しくかき回す音は、私がどう真似しようとしても出ません。

アラジンのランプ

 昔、やっと陸勤から開放された船乗りさんにいただいた(たしか)中近東のお土産で、ボトルは色の付いた砂でぎっしり埋まっています。この瓶は長年、きれいな模様がいつまでも崩れず、私にとって懐かしい記憶がよみがえる、と同時にアラジンのランプのような不思議な異文化の象徴でした。海を渡って引越しの度に持ち歩いていましたが、残念な事に今回とうとう模様が崩れてしまいました。処分する前に写真を撮って、ここに記録を残します。山口さん元気ですか?

Saturday, 20 October 2012

50才

親切なおかあさんの家に置いてもらえることになりホッとしています。夏時間だというのにまるで冬の天気。お金も住むところもなかったらとんでもない事になっていました。どうしたら恩返しができるだろう。紹介してくれた元大家さんにも感謝です。私って本当に人の親切に頼ってるわア。いかんな。ほんまにいかん。でも私にできる事はないのが現実だから、素直にありがとうと言うことにします。
11歳のイザベラには赤ちゃんのときに日本人のオーペアがいたそうです。その人がくれた着物を未だとても大事に持っていて、着物の話を来週して欲しいとお父さんに言われました。さあ大変。七五三の写真をググッてと。だいたい七五三ていつ?11月15日ね。先々週はまりこさんの海苔を使っておにぎりを作ったし、折り紙も習字もして文化方面はそろそろしんどい。で、また使わせてもらうのが昔の同期の神前(?)仏前(?)結婚写真。着物ばっちりだしきれいだし。NZで文化交流に一役買っているなんて本人はまさか知らないよね。んふ。