なおたかおじさんとは年子でお母さんが大変だったため、赤ちゃん の時から八日市のおばあさんとおじいさんの元で育てられ、学校に 行く年齢になるとおじいさんに連れられて実の親兄弟とは言え初め て会う家族のもとにやって来たそうです。
宗高くんは詳しい事を知らされてなかったけど、何か不審な空気を 感じ取り、夜寝る時にしっかりと隣のおじいさんと自分の手を腰紐 でしばって寝ました。置いて行かれるイヤな予感がしたわけです。
案の定、朝起きたらおじいさんは紐を解いて一人で帰ってしまった 後で、宗高くんは「裏切られた」と一人取り残され、2日間ウオン ウオンと泣きあかしたそうです。
繰り返し話してくれた懐かしい昔話の一つです。
今と違って電話も何も無い時代です。父はおじいさんとおばあさん が大好きでした。田舎者と言われようが「宗ちゃん」にとって美星 町八日市は確かに故郷でした。
あなた等の知る子はこんなに老けました
辿る墓山ほととぎす鳴く 宗高
弥生台のお墓に行く脇道の横に小川が流れて「蛍生息」の看板が立 っています。話すだけで一緒に見に行く事はなかったけれど、これ からは自由にここでも八日市でも好きなだけ蛍を堪能してください 。
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