Wednesday, 16 May 2012

what you see is what you get

「これしかないんです」 もっとおかずないの?とダンナがぐずろうが、色が気に入らないと子供がぐずろうが、あの味があれば買うんだけどねえと客に言われようが、ないものはない時に使います。人間でも、私なんかちょっと背が低すぎるわね、とかもっと頭使えないの?とか言われますが、あるがままの私がおいやなら他を当たってください。

医療のニュースはおもしろいです。先日ドキュメンタリーでMS(multiple sclerosis: 多発性硬化症)の話をやっていました。NZには約4千人患者がいると言われていて、MSと言えば大抵この病気のことと分かります。テレビでやっていたのはMSの症状を緩和する方法を見つけたというイタリア人血管外科医へのインタビューでした。症状が進行した人でなく、まだ初期の患者に効果があるということで、海外からも問い合わせが増えているそうです。

MSの症状で一番よく分かるのが肢体麻痺です。元テレビの天気予報のおじさんで今は魚釣りの番組の司会をする人は、MSにもかかわらず毎週船の上から出演し、車椅子で実際釣りをしながら色々解説をします。イタリア人の医者が唱えるのは静脈窒塞の説です。首の静脈に鉄分が堆積してそれが中枢神経にダメージを加えるというもので、その手術では静脈にバルーンを挿入して詰まった箇所を開きます。科学的実証もまだないし、臨床試験も限られた処置で危険がないわけないのですが、運動機能を失いたくないという患者にとっては一筋の希望であるのでしょう。

あるがままのあなたを受け入れると言われたら嬉しいのですが、本人としてはもっと賢く、もっとスマートで、もっとあれもこれも良くありたいと願わずにはいられません。

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